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レッスンで気にするポイント”完成度”~ヴァイオリンレッスンで思うこと

前回の続き、代講レッスンで気が付いたことです。

前回の「姿勢」のほか、レッスンをしていて気になったことは
「曲の完成度」です。
レッスンをしていて、どこまでできたら合格!次に行ってみよう!と思うか。
本当に人それぞれだと思います。
発表会など、なにかゴールがあればこの日までに暗譜で自信をもって弾けるようにする、など目標や期日が決めやすいと思いますが
普段のレッスンだと先生次第なことが多いかと思います。

担当した生徒さんで、譜読みの早い子がいました。
レッスンの最初はバッハのドッペルコンチェルトで、テンポも出せているし
ちょこちょことした細かいところを直したらOKだね!という状態。
聞けば、だいたい2~3回のレッスンで次の曲にいっているとのこと。

そしてエックレスのソナタのレッスンになりました。
こちらも譜読みは早かったのですが...雰囲気をもっと出したい!
ということで、じっくりとレッスンさせていただきました。
まずはテンポを落として、ここは盛り上げて~ここは落ち着いて~と。
きっといつもの感覚からいくと、まだ同じ曲!と思っていたかと思いますがじっくり付き合ってくれました。

レッスンを重ねるごとに雰囲気も出てきて、最後のレッスンの頃にはかなりよい感じ!
よく弾けていることをさらに感じてもらいたい!と
1楽章だけですが、伴奏と合わせて弾くこともできました!
(伴奏の練習、がんばったのですが2楽章はギブアップでした...)

同じ曲を長くやると、飽きてしまうこともあると思うのですが
やはりせっかく弾くからには何か感じながら弾いてほしい!と思います。
それは曲の難易度関係ないのではと思います。
もちろんそのときの技量によって、たとえば強弱ひとつとっても
思っているほど強弱の差が出なかったりということもありますが
「ここは盛り上げて大きく弾きたい」「ここは落ち着いて小さく弾きたい」と思って弾いているか、それとも書いてある音をただ弾いているかでは全然違うと思うのです。
せっかくレッスンするなら、ただ音を追うだけではなく
いろいろなことを感じながら弾いてほしいなあと思いながら日々レッスンをしています。
そして、そんなじっくりなレッスンに付き合ってくださる生徒さんにも感謝です!
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